アフリカ連合、アフリカ54ヶ国間の移動をビザ無しで
- 行政書士 西能孝
- 2016年7月19日
- 読了時間: 1分
アフリカ連合(AU)は、今月10日よりルワンダの首都キガリにて開催するAU首脳会議にて、AU加盟国全54ヶ国間の往来に対してビザ取得を不要とする共通パスポート構想を発表する。
首脳会議の席で、共通パスポート構想の全貌が公表され、加盟国の首脳や閣僚に対して発行される。AU全加盟国の一般市民に対しては、2018年までの発行を目指す。
AUの加盟国数は54ヶ国で、モロッコを除くアフリカ大陸に位置する全ての独立国家が名を連ねている。
共通パスポートにより、さらなる経済発展を目指す 同構想に対し、アフリカ大陸内での交易促進と経済発展を目指すためにも、アフリカ大陸内での自由な人・モノ・サービスの移動が必要、との見解をAUは示している。
現在、アフリカ大陸に位置する大半の国々は、国境をまたぐ移動に対してビザ取得要件を課し、厳重な入国管理体制を敷いている。
その一方で、全てのアフリカ諸国民に対してビザの取得を不要とするアフリカの国は実在し、その数は13ヶ国にのぼる。西アフリカ経済共同体(ECOWAS)の加盟国などでは、既に共通パスポートを導入しており、現実味を帯びた構想となっている。 http://www.africa-news.jp/detail.php?pid=awy0Q4V86k
Comments